2004-10-19 第161回国会 衆議院 予算委員会 第3号
私は、国家構造を大きく転換するぐらいの、例えば国と市町村を直轄にするような、二段階を廃止するような質的構造を転換しない限りなかなか、これほど大きくなった財政の破綻状況を、単なる地方に割り振りをやれとかそういうのではとてもできないと思っています。まあ、これは私たちが政権をとったときにはやらせていただくかもわかりませんので、ひとつ参考になればと思います。
私は、国家構造を大きく転換するぐらいの、例えば国と市町村を直轄にするような、二段階を廃止するような質的構造を転換しない限りなかなか、これほど大きくなった財政の破綻状況を、単なる地方に割り振りをやれとかそういうのではとてもできないと思っています。まあ、これは私たちが政権をとったときにはやらせていただくかもわかりませんので、ひとつ参考になればと思います。
まず最初に、この財政構造改革法の修正についてですけれども、上限を決めて、キャップ制で量的に蛇口を締める、そのことによっていろいろな抵抗を排して何とかきっかけをつくろう、これはこれで一つ意味があったと思うわけですけれども、これは当然、その後の構造改革、行政のむだを削る、やる必要のないことをやめさせる、非能率を直す、この質的構造改革につなげることがあくまでも第一義的な目標だと思います。
なお、本案に対し、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党共同提案により、地方財政の質的構造の改善、公営企業財政の健全化、調整手当の支給につき現行の暫定手当支給地域区分の尊重等を内容とする附帯決議を付することに決した次第であります。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————